第33期 経営指針作成塾 「修了」はスタートライン 経営指針報告会&修了式を開催

経営指針作成塾を受講して作成した経営指針書を発表
作成者の思いがこもった内容で参加者も感心しながら聞きいっていました

 去る9月9日に、沖縄産業支援センターにて、第33期「経営指針作成塾」の経営指針報告会&修了式が開催 され、受講者や一般会員含め、17名が参加しました。これまで、経営指針報告会は、受講者と経営委員のみの参加で、開催してきましたが、一般会員にも、経 営指針がどういうものか知ってもらうよい機会と捉え、今期初めて、会員向けに広く参加を募りました。

仲西経営委員長(写真右)より修了証の盾が送られた

 経営指針報告会では、経営指針作成塾を受講した五社8名の受講生のうち、4社6名が参加、講義終了から 1ヶ月掛けて作成した経営指針書の内容を報告しました。約2ヶ月間に渡って行われた講義の集大成ともいえる報告で、受講者もそれぞれ緊張した面持ちでの報 告でしたが、各企業とも、作成者の熱い思いがこもった内容で、参加者も感心しながら、報告に聞き入っていました。
 報告会終了後に行われた修了式では、仲西弘造経営委員長より、修了証の楯が受講者一人ひとりに贈られました。受講者からは、「今回の修了は、まだスター トライン。これから、指針書に記載したことを少しずつ社内に浸透させ、実践していきたい」などの決意が述べられました。

第33期「経営指針作成塾」を修了した受講者と参加者

 まとめ・閉会の挨拶では、経営委員で今回の経営指針作成塾の講師も務めた、公認会計士・税理士の内藤高史 氏より「先の見えない不況が続いている。経営指針書を作って満足するのではなく、落とし込み、実践、見直しを積極的に行い、できれば、数年後、また経営指 針作成塾を受講してもらいたい」と受講者を激励しました。
 その後、浦西支部会員の宮国信勝氏が代表を務める豚厨房NOBUに会場を移し、懇親会が行われました。受講者も報告のプレッシャーから解放されたよう で、それぞれの報告の感想や、今後の展望などを語らいながら、にぎやかに懇親を深めました。
 経営委員会では、次年度も経営指針作成塾を開講していく予定です。

 (ニライみらい259号より転載)