知り合い、学びあい、援けあい企業を発展させる経営者の会です。

同友会は、「中小企業の経営をよくしたい」という目的を掲げ、1957年4月に東京に「日本中小企業家同友会」が設立され、その後大阪、愛知などにも 同友会の輪は広がり、1987年10月「沖縄県中小企業家同友会」が設立されました。
現在では全国47都道府県にあり、約47,000社の中小企業経営者が加盟している、中小企業経営者の団体です。沖縄県では約1,300社の会員が活躍しています。
一言でいうと、中小企業経営者が自主的に参加し、みんなで運営して、経営体験を本音で語り・学び合い、経営者として・人間として成長する、経営者の学びの場・成長の場です。

  • 共に学ぶ

    定期的に開催される例会では、経営者の経営体験報告を聞き、グループ討論で深めます。

  • 社員教育をする

    社長・社員共育塾や同友会大学などにより、経営者と社員が共に学びます。

  • 共同求人

    単なる人採りではなく、新卒者の採用で社内を活性化させる取組みを共同の力で成果をあげています。

  • 経営指針をつくる

    “人を生かす経営”・経営指針の成文化は、企業づくりの根幹です。

  • 障がい者雇用について

    障がい者雇用の在り方、雇用促進について検討し、学びます。

同友会理念

同友会には、会の目的や性格、基本となる考え方を明確にした理念があります。

01同友会3つの目的

よい会社をつくろう

同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることをめざします。

よい経営者になろう

同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される
総合的な能力を身につけることをめざします。

よい経営環境をつくろう

同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営
を守り、安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざします。

02自主・民主・連帯の精神を基本にします

自主会員経営者の自主性の尊重

  • 同友会は他のいかなるところからも干渉や、支配を受けない。
  • 入会も退会も、また行事への参加についても会員経営者の自主性を大切にする。

民主民主的な本質論議による運営

  • 会の運営を会員の要求や意見に基づいて行い、ボス支配が起こらないようにする。
  • 民主的なものの見方や考え方を積極的に広め、企業内で実践していく。

連帯あてにし、あてにされる関係の構築

  • 経営者としての全人格的完成をめざしての相互の高まりあいから生まれる深い信頼関係をもとにした、会員同士の腹を割った裸での援けあい。
  • あらゆる階層の人たちと手をとりあっていく、外へ向けて融合・協力をすすめる。

03国民や地域と共に歩む中小企業をめざす

企業活動は、豊かな国民生活の実現に貢献するもの。
中小企業は、優れた製品やサービスの提供、
人々の暮らしの向上と地域経済の繁栄に責任を持ちます。

  • 豊かな国民生活の実現に貢献するための企業活動は理念と実践の上で反国民であってはならない。
  • 優れた製品やサービスを提供し、人々の暮らしの向上と地域経済の繁栄を保障する社会的使命と、雇用の創造、個性ある地域づくりに対する社会的責任を果たすことをめざす。
  • 地域経済のバランスの取れた活性化に中小企業家の立場から提言し、地域の発展、振興に対し、同友会らしい理念のもと、自治体や地域の人々と共に地域おこし、街づくりに活動する。

同友会がめざす企業像 〈21世紀型企業〉

  1. 自社の存在意義を改めて問い直すとともに、社会的使命感に燃えて事業活動を行い、国民と地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる企業。
  2. 社員の創意や自主性が充分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ちあい、高まりあいの意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業。

同友会の性格

  • 同友会はすべての業種が集る異業種の経営者団体です。
  • 同友会は会員の要望をはじめとして中小企業にかかわるあらゆる問題の解決をめざしています。
  • 同友会の活動や企画、運営はすべて会員の要望やご意見をもとにおこなわれ、会の企画活動について会員の新旧、社会的地位、会社の大きさなどに関係なくご意見や要望を出していただけます。
  • 同友会は特定の政党を支持したりせず、どの政党とも同じようにおつきあいいただいています。