南部支部12月見学例会・忘年会「難しいことへの挑戦ではなくできることの継続!」

同友会経営委員長を務める宮城氏の会社を訪問・お話を聞きました

南部支部12月見学例会&忘年会が12月8日に開催され、支部会員を中心に20名が参加しました。初めに行われた見学例会で訪問したのは、沖縄同友会 経営委員長の宮城勇社長が経営する総合包装(株)。
会社に到着して最初に説明を行ったのは、宮城社長ではなく今年入社した新入社員の二人でした。一人ずつ入社の経緯や現在の仕事などについて話されましたが、二人の「どれだけ会社が好きか」という想いが溢れ出るような話ぶりは、会場の雰囲気を和ませました。

説明する宮城社長(写真・左)と新入社員のお二人(写真・右)

その後、宮城社長から社内勉強会や社員教育など様々な取組みが紹介されました。その中、特に参加者の興味を引いたのは「ルーティーンワークの継続」。これは、社員それぞれが自主的に目標を設定し、毎日できたかできなかったか。マルバツを付けながら継続するというもの。どんな理由があろうとできなければバツ。簡単なようで非常にシビア。

総合包装(株)社内に貼り出された様々な社内改善の取り組み

「難しいことへの挑戦ではなく、できることの継続が重要」と宮城社長。この結果は人事考課にも大きく反映させているそうで、これを行うようになり、着実に会社の業績もアップしているとのこと。
この他にも宮城社長の経営者としての姿勢や心配りなど、様々な点で参考になる部分が多く、参加者にとって、非常に有意義な見学例会となりました。

見学例会終了後は、南風原ドライブインに会場を移し忘年会を開催。若手会員も多数参加し、見学会の感想など、楽しく語り合った他、ビンゴ大会などで盛り上がりました。
(「ニライみらい」№274号より転載)