八重山支部8月支部例会開催しました

八重山支部8月支部例会が8月29日(月)に大濱信泉記念館にて開催されました。(株)石垣島ハム燻製工房の金城利憲社長が、「石垣牛物語~夢と現実~」と題して、報告しました。

高校中退して、東京・大阪と就職した生い立ちから語りました。金城氏は、和牛など知識と技術、営業力を誰にも負けないくらいの努力を重ね吸収し、独立しました。しかし、順風満帆とはいかずBSE問題などの影響をもろに受け、月間5千万円の赤字が続くことも。22年前に石垣に戻り、牧場経営や店舗展開や、離島の離島という島嶼圏ならではの悩みを吐露。地方が抱える輸送の点でも大きな問題提起がありました。質疑応答でも、質問が出ました。金城社長は、自身の苦しい経験から、経営者は1人で悩まず、同友会のような会で仲間をつくり知恵を出し合うことが問題解決に役立つことや、今後の6次産業の在り方など幅広く報告されました。

八重山支部8月支部例会の様子