宮古支部 2012度 活動方針

<スローガン>

設立20周年!!「知りあい・学びあい・援けあい」~新たな決意で相互成長と地域貢献を目指す~

<はじめに>

今年の活動は『絆』と『本音』をテーマに会員の皆様と同友会の魅力を共有しながら、人間尊重の経営をめざし、同友会型企業(21世紀型企業)づくりを推進します。
2009年度より支部活動は、1年おきに3つの委員会を活動の柱として運営しておりますので、2012年度は例会委員会・経営委員会・政策委員会の3つの委員会活動を重点的に展開します。また、本年度より女性部「グリーン光」は、専門委員会と同じ位置づけの部として活動を展開します。同友会の三つの目的「よい会社をつくろう・よい経営者になろう・よい経営環境をつくろう」を意識して活動しましょう。
また、支部活動がスムーズに運営できるように、年間行動計画の作成など、組織のしくみを再構築していきます。
本年度は、宮古島の基幹産業である農業に特化した、農業研究会を発足します。「農産物の高付加価値化と販路拡大にチャレンジ」というコンセプトのもと、農業に従事していない会員の皆様も、情報交換の場として研究会に参加していきましょう。
宮古支部は本年度(2013年2月)で設立20周年の節目を迎え、設立20周年の記念事業を企画します。新たな思いで宮古支部一人ひとりが「知りあい・学びあい・援けあい」ながら会員各社の成長と、地域に貢献できる組織として、会員共々『絆』を深め合いながら活動を展開していきましょう。

【基本方針】

1.同友会をよく(良く)知る
 ・役員は自覚と責任を持ち、活動の意義を発信できる語り部を目指す。
 ・支部活動の参加率は支部会員数の40%以上を目標とし、会員の企業訪問を積極的に行う。
 ・宮古島外にも視点を広げ、学びの機会を自ら広げる。

3.結果を成果へ
 ・目標達成の過程、結果から得た学びを検証する。
 ・検証の結果を経営者としての成長という成果につなげる。
 ・活動を通じて得た成果を自社にて実践し経営に活かす。
 ・三位一体(指針、採用、共育)の経営を重視し、自社の将来を描く(指針)

2.自主・民主・連帯の心で活動する
 ・周りに良い影響を与えられる自主的な姿勢を考える。(自主)
 ・周りが自主性を発揮しやすい言動を取れているかを考える。(民主)
 ・自主×民主→連帯 自主・民主のいずれが欠けても真の連帯は無い。(連帯)

【3委員会の方針】

1.例会委員会
同友会の学びの基本は、何と言っても例会です。会員企業の経営体験を通してお互いが謙虚に学び合い、自社に持ち帰って実践することが大切です。支部例会も同友会理念に照らし合わせ、テーマを決め、報告者を選定し、例会の運営をしていくことが大切です。例会に参加した会員が、「参加して良かった、ぜひ自社の経営に活かしたい、次回も必ず参加したい」という例会を実施していきます。また、グループ討論で重要な役割を果たすグループ長の育成をはかります。

2.経営委員会
経営指針作成塾は、目まぐるしく揺れ動く経営環境の中、変化に柔軟に対応できる経営感覚を磨く場として、経営理念の作成と決算書などの数値に基づいた経営計画を実践する重要な取り組みとして推進していきます。

3.政策委員会
日本では戦後一貫して大企業優遇の政策が続いてきました。会社の数やそこで働く社員の数を考えれば日本経済の土台を支えているのは中小企業です。中小企業の意向が反映されていない政策では日本は元気になりません。沖縄県では2008年3月に「沖縄県中小企業の振興に関する条例」が制定されました。条例の実効性をはかるため、地域部会の活動に参加します。宮古島市での中小企業振興基本条例の制定をめざして、「条例」について改めて認識を深めるべく、宮古島市を交えながら基本を学習していきます。

【女性部・農業研究会】

1.女性部「グリーン光」
 ①県の女性経営者部会「碧の会」と連携し、女性の地位向上に努める活動を行います。
 ②宮古島をはじめ県内企業の視察・見学を行います。

2.農業研究会
 ①農業にかかわっている会員の報告と見学会を行います。
 ②農商工連携や6次産業化など、国等の施策についての学習・研究を行います。

宮古支部第19回支部総会の様子