企業戦略としての「ワーク・ライフ・バランス」 シリーズ81

 

知って得する シリーズ81 「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」。仕事大好き、活動大好きの同友会会員は、この言葉にどんなイメージを持っていますか。
 ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランス、つまり「仕事も生活も充実させる」ことを意味しています。
 WLBは単なる福利厚生や子育て支援ではありません。独身者、既婚者、若い人、中高年齢者とすべての人が必要です。社員の意識や社会環境変化に対応した新しい働き方が求められている時代です。WLB実現のためには一日の大半を占める労働時間管理が重要なため、個人の努力だけでなく企業の関わりが大きく影響します。
 企業が取り組むメリットは、(1)優秀な人材確保、(2)企業の業績向上です。
 看護協会では、WLBの取組みで、時間外削減や離職率低下、パフォーマンス向上等の成果が報告されています。
 「帰宅時間申告ボード」で、早帰りを実践し、家族団らんと健康維持を達成した事例など。社員が望む環境を自主的に創り出しています。
 取組みのポイントは、①社員自身が仕事を調査分析し、問題を発見する↓②社員のアイデアを取り入れたアクションプランを作成↓③実践後の確認を行う。そして一時的な対策でなく継続できるしくみを作ることです。問題発見には、仕事の自己評価、満足度評価、SWOT分析を活用し、企業理念の達成を目標としています。まさに企業戦略そのものです。
 「よい経営環境をめざす」同友会会員の経営者と社員が協力できる活動です。今年は「ワーク・ライフ・バランス」に取り組んでみませんか。
青山喜佐子(オフィスあるふぁ 代表者)
(「ニライみらい」287号 2012年2月15日号より)
 

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