青山喜佐子の知って得する

ベテランと若年者のギャップを埋める 小集団活動

 

「ベテランは本当に十分か?」
 多くの会社で社員の自主姿勢を育てる方法に委員会活動があります。
 少人数で行われる職場内活動は「小集団活動」と呼ばれます。代表的なものに委員会活動やチーム活動、QCサークル活動、カイゼン活動があります。各社のねらいを明確にして行われるため、趣味で集まるサークルとは異なります。
 少集団活動は、会社の規模や業種に関わらず、また多様なテーマに取り組むことができ、全員参加の方法として導入されています。
最近の活動内容は、製造業、サービス業を問わずベテラン社員と若年社員の技術や経験の継承が課題となっています。
 
<事例>
 ある会社で、「接客レベルの向上」がテーマに取り上げられました。一般的に先輩社員が後輩を指導するケースが多いのですが、若手社員から疑問が出ました。「ベテランは本当に十分にできているのですか」と。
 早速データ収集。アンケート調査を行った結果、挨拶や言葉使いは若手が高くベテランはイマイチという評価。
 全員でサービス向上の対策を話し合いました。マナー研修をしたり、テストをしたりしましたが、いずれでも若手の成績がよいのです。それで、今回は指導を若手が担当することにしました。しかし先輩を教えるのは大変。緊張する若手をベテランが若手育成の姿勢で臨みました。テストはベテランにハンディをつける工夫もしました。
 結果は全社員の態度が向上。
 上から目線でなく双方が学びあう課題解決にも小集団活動は有効です。
 
シリーズ69(ニライみらい273号掲載)
 

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