茶論(2015年11月)

 

 

 

今年のプロ野球は、福岡ソフトバンクホークスが圧倒的な強さを誇示し幕を閉じた。筆者の贔屓チームは、2年連続最下位に沈む無残な結果である。▼その怒りや、“やるせなさ”を抑え、ホークス勝利の源泉をみつめてみた。なにせ、シーズン勝率.647。144試合制になって過去最高の90勝でパ・リーグをブッチギリ制覇。日本シリーズでは、相手チームに1敗はしたが、あぶなげなく優秀の美を飾った▼ホークスは、知れるように潤沢な資金力で大物選手を獲得し、球団所有のドーム球場や二軍も含めての施設は、他球団をしのぐ充実ぶりである。また、歴代監督の采配と選手指導。それ以上にホークスの圧倒的強さを支えているのが「三軍」である。そこに選手が自然に育つ仕組みがあると思う▼一軍は結果。二軍は調整と一軍選手への刺激。そして三軍は育成に徹している。三軍監督は言う「誰でも長所がある。出番を多くして長所を伸ばす」▼少子化時代は、一人の若者がより大切な時代。“今どきの若者は”と言うよりも、若い可能性を信じ励まし育てなければならないと、経営者である筆者も痛感している。▼「若者が育つ魅力ある企業と地域づくり」とのテーマで、今月26日に経営研究集会がある。 「“出番”こそが若者に必要であり“出番”は意欲と創造性と責任感を育てる」との基調講演が楽しみである。
 
 

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