茶論(2012年8月)

全国的に暑い、熱い夏。暑い夏といえば、今年は沖縄が避暑地と言われるほど、沖縄より各地の気温が高い異常気象がつづく▼熱い夏と言えば、やはり四年に一度のオリンピック。テレビ観戦で夜更かしする方も多いのでは▼日本選手の活躍に拍手を送るとともに、スポーツマンシップを発揮しての競技には国境を越えて拍手し、感動する▼バドミントン女子のフジカキペアと中国との決勝戦やフェッシングの男子団体、卓球女子団体の決勝戦―強く心に残ったのは私だけではないだろう▼しかし、逆も見受けられた。トーナメントで有利な相手と対戦するため、意図的に負けるプレーをした―無気力試合で失格となった選手もいた。あらためてオリンピックの原点と、フェアープレー・スポーツマンシップとは何か、を問い直す必要があるのではないか▼近代オリンピックの提唱者クーベルタンの「勝つことではなく、参加することに意義がある」にこめられた思い・原点に立ち返ることが、重要だと思う▼オリンピックに続いて、夏の高校野球選手権大会が始まっている。高校野球が多くの感動を与えるのは、スポーツマンシップ発揮したフェアプレーであり、選手一人ひとりがひたむきに全力を出している姿である▼まだまだ熱い夏はつづく。

 

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