茶論

茶論(2010年07月)

 鳩山政権が崩壊しました。クリーンで新しい日本を創造するビジョンを掲げてわずか8カ月。成し遂げたかったろうに、なぜ、成し遂げられなかったのでしょうか▼昨年20周年を迎えた「碧の会」。次なる10年ビジョンを構築すべくビジョン委員会を立ち上げました▼「碧の会」設立時の20年前の世界は、ドイツのベルリンの壁、米ソの冷戦構造が崩壊直前の時代。その時代を背景に、女性経営者たちが「女性経営者として共に育とう!」と、「碧の会」を設立▼でも、女性経営者は折角入会しても男性経営者たちとの学びの場には消極的でした。時が過ぎ、グループ討論の場に女性の姿が目立ち初め、グループ発表をする女性が急激に多くなりました▼今、ビジョン委員会では、「自社の経営だけでなく、政策提言のできるレベルの団体に育つ時ではないのか」と発言する豪傑も出現。かといって、決して偉そうなことを息巻いているのではない▼女性の視点でエコや介護や子育てを追求すると、「暮らし」と「生きる」という命のテーマとなり、全てが政策にモノ申さなければならないと▼更に、「同友会って、命の尊厳って叫んでいたよね」。「碧の会」は命の尊厳という同友会ビジョンを身近に聞きながら育てられてきたようです。ビジョンに力あり!

茶論(2010年06月)

 

 子どものいる家庭には、必ずといっても過言ではなく「任天堂のDS」なる小型のゲーム機がある▼このゲーム機、最近ではゲームソフトだけでなく、これを使って「英語や漢字の勉強ソフト」まであることから、むしろ大人の玩具化している▼よく機内や電車で結構、年配の方々がわき目も振らずにゲームか学習に勤しんでいる姿を目にする▼ところで、この「任天堂」なる会社、結構老舗で、最初、京都で「花札」を作っていたようだ。それを革新的に世界の企業に押し上げたのは、現相談役の山内氏。22歳で家業を引き継ぎ、ディズニーと版権交渉をしてディズニートランプを、当時わが国に紹介されていなかった数々の遊び方を含めて販売、新市場を開拓したという▼この会社には経営理念なるものがないという。ともかく、社員に「常識やぶりと、思いつき、一切の限界の排除」を奨めているというから面白い▼社員の中には、アメリカの「TIME」に「世界で最も影響力がある100人」にもノミネートされ、イギリス、フランス、カナダなどで勲章や受章経験者の宮本茂氏(現専務)が存在する▼このような逸材が会社を辞めることなく定着しているのも自由な社風が影響しているのであろう、経営手法も変わった。
 

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