収穫する楽しさを次世代につなげたい―農業生産法人まるごと宮古島 代表者 上地和彦氏

今回は宮古島で農業を営んでいる 農業生産法人まるごと宮古島の上地さんに取材をしました。
 上地さんの農業との出会いは長い歴史があります。父親は宮古出身で母親は本部出身。二人がボリビアで知り合い農業を始め、幼少から農業に親しんだ環境で育ちました。
 七歳の時に宮古島へ移り住みますが、サトウキビだけの栽培が大半を占めているので収穫時期が集中しており、その労働が幼少の頃は嫌いだったそうです。しかし、農業関係の大学に進学し、基礎的な知識は取得しましたが、農業の仕事は避けサラリーマン生活を二年間過ごし宮古島へ帰郷。その頃、行政の仕事で農作物の加工所を作るためのプロジェクトに関わることになり、農業の知識がある上地さんは自分の力を発揮できる所がここにあると確信しました。
 その後四十歳で独立して農業生産法人まるごと宮古島を設立します。生産物は二十センチもある大きなピーマン(とんがりパワー)や色鮮やかなトマト、香草野菜(バジルパクチー)、なすび等々、多くの色とりどりの野菜があります。
 本土の食品小売業や外食産業、化粧品販売業へ出荷し、販売ルートも安定しています。しかし、一番の問題点は台風が来る夏場に野菜の収穫ができず、売り上げが下がる事です。今後は、年間通して安定した売上の対策を考えていきます。
 上地さんに経営のポリシーを伺いました。「宮古島は太陽の光、ミネラル豊富な地下水と豊かな土があるので、サトウキビ以外の野菜の栽培、収穫する楽しさを次世代につなげたい」と熱く語っていました。
 最後に「ボリビアの野菜も作りたいね」と笑顔が太陽のように輝いていました。
 
 

≪会社概要≫

農業生産法人まるごと宮古島 
代表者 上地和彦氏
住所 宮古島市平良市西里1331-21
TEL0980-76-6668
 
会社概要:農業
 
[おきなわ同友会しんぶん「ニライみらい」 2017年2月号より]
 

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