元気な会員が集まる会をめざして-㈱丸忠 代表取締役 喜納朝勝氏

新年度、沖縄同友会の代表理事に就任した喜納朝勝氏。
厳しい会社経営を任された専務時代。同友会の3つの目的「よい会社をつくろう」「よい経営者になろう」「よい経営環境をつくろう」を実践しながら困難な課題を克服してきました。喜納代表自身の経験をふまえ、中小企業家同友会の代表として、これからの抱負についてお聞きしました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
代表理事になって最初に取り組みたいことは、同友会の会員が元気になること。同友会企業一社一社が入って良かったと。
 そのためには同友会で三位一体と言われる「経営指針・共同求人・社員共育」を実践する企業を増やすことです。同友会の3つの目的の実践のための勉強会や活動を充実させていくお手伝いをすることです。「あのような会社になりたい」という企業が増えることで、集める会ではなく、集まる同友会になります。
同友会型企業の体現者を増やしたい。そのために理事や各支部役員の皆さんの会社が良くならないといけない。役員の会社が会員に情報を発信し、理事や役員がイキイキと輝き、皆が役員になりたくなる組織づくりをしていきたい。私自身、理事としての経験は長いのですが代表になるとこれまでと違って対外活動も忙しくなります。
今期から代表三名制となりましたので、多忙な役割を分担して、第六次ビジョンの達成を目指します。
 
 
 
 
 
 
 
 会社変革の経営から 
県外の大手ゼネコンの勤務を経て、平成三年に沖縄に。その二年半、横浜に行きましたが、平成九年沖縄に戻り同友会に再入会しました。
「経営者の学びは会社だけでは足りません。経営者の資質を高める場になるのはやはり同友会」。という気持ちでした。
専務時代は会社も厳しく、同友会で学んで経営指針を作成しましたが、引出に収めていました。当時は会社の業績が悪く債務超過状態。真剣に組織を改革する必要性があり、社長の了解を得て経営指針を社内に発表しました。十五年前、社長に就任した時、「正しい経営をやりたい」と銀行とのリスケ交渉も行いました。それからが同友会の学びを会社で実践するスタートとなりました。
同友会では、「人を採用すること」を教えられ、本気で採用活動を行いました。「絶対にいい会社にするから」と熱心に説得して社員を採用しました。社員を最も信頼するパートナーとして理念を明確にし、会社の経営内容をオープンにして、社長・社員共育塾にも積極的に参加させていただきました。その頃から同友会で学んでいる社員が、現在は会社を支える核の人材として育っています。課題はたくさんありますがほとんどは「人」の問題、その時に同友会が役に立ちます。
先輩経営者との交流によって会社も自分自身も高めることができた、と感じています。
 
 
 
 
 
 
 他県よりもレベルが高い沖縄の会員 
 

「同友会に入会したら、ぜひ役員になってほしい。役員を引き受けないと大きな損ですよ」。役員になって自ら行動しなければいけません。支部活動は会社の組織運営と同じですから、役員を経験すれば会社経営に役立つと思います。

同友会は「自主・民主・連帯」の精神を大切にしている組織です。自由闊達な意見交換の中からその意味を自分で深めていくことです。仕事だけが人生ではありません。家族を大切に、己を磨き、仕事に徹する。これまでの関わりは自分の人生にも役立っています。
 
 レベルの高い沖縄同友会 
他県の同友会へも数多く参加してきましたが、沖縄同友会会員は、活動に対する責任や自社の事例をオープンに学ぶなどレベルが高いと感じます。
 
月一回の広報誌「ニライみらい」は幅広い紙面づくりをしています。支部活動や商品、社員の紹介など。元気な経営者を多く登場させ、会員が抱える課題も発信してほしいです。
これからも同友会理念の実践で、一歩一歩前進していきましょう。
 
(取材・オフィスあるふぁ 青山喜佐子)
 
 
 
 
<会社概要>
㈱丸忠
代表取締役 喜納朝勝氏
住所:浦添市字牧港5-19-8
TEL:098-877-6848
 
事業内容:リースキン事業、代理店事業、ハウスケア事業
 
[おきなわ同友会しんぶん「ニライみらい」 2016年6月号より] 
 
 

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