接客とは、お客様をファンにすること-ミニクラブ水華・カーサフロール 代表者 町田浩美氏

9月8日 中部のイオンモールで行われた新歓オリエンテーション。新会員として参加された町田さん。「名護から来ました。10年前から同友会に入りたかったのですがやっと今年、金城北部支部長に誘われて、晴れて同友会に参加することができました~」。明るい元気な声で参加者の爆笑と注目を一気に惹きつけるスピーチで拍手喝采を浴びていました。以下取材記事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 夢は北部中をスペインタイルに 
 
北部にはまだないスペインタイル専門のショールームを造らないかと知人に乞われて、とんとん拍子に、今年、名護市宮里のバイパス沿いに開設。スペインから直輸入したタイルを県内のスペインタイル専門の卸から仕入れて展示。店は娘と二人で経営しています。主なターゲットは北部地区の設計事務所。一般住宅、アパート、店舗などでの利用を提案しています。
スペインタイルはアラビアの影響をうけた繊細な文様と、太陽の国スペインの情熱的な色彩が特徴です。千度を超す高温の窯で焼き上げ、耐久性も高く、スペインでは陶器といえばタイルを意味するほど、街のいたるところで使われています。県内ではブセナテラスがスペインタイルをふんだんに取り入れた上品で高級感あふれる造りとなっています。
 最近は住宅やアパートなどの玄関やインテリアとして比較的手軽に利用できるようになっています。夢は北部中をスペインタイルで覆い尽くすこと(笑)
 
 
 
 
 
 
 人を使う事の難しさ 
実は本業は別にあります。十九年間、名護市中心市街地の飲食街で水華(すいか)のママとして現役続行中です。水華は友達と一緒に立ち上げました。やってみると人を使うことの難しさに何度も投げ出そうと思いながらも、負けず嫌いと借金を返すまでとの思いできりもりしてきました。一千万円近い前夫の借金と店の借り入れを六年間で頑張って返しました。子供は男二人女一人の三人です。一人は障がいを持っています。娘は嫁いで、孫もでき、今はスペインタイルの「カーサフロール」で営業をしています。一番下の息子は未成年なので、私もまだまだ引退はできません。
水華(すいか)をやっているときJCに誘われ、その中でいろいろと学ばせていただきました。小学校のPTA会長もやりました。店の子達は大学生も多く、彼女達には、「新聞はちゃんと読みなさいよ」、「お客様の話をよく聞くためには、ニュースや情報は常に取っておきなさい」、と言い聞かせています。「私達のお給料は、お客様から頂いているのよ」と。ちょっと変な言い方ですが、それとなくお客様は選ぶようにしています。いろいろと教えて頂けるお客様、お互いに良い関係を築けるお客様との継続を心がけています。そうすると自然と、そうしたお客様が集まってきます。
 
 
 
 
 
 同友会は勉強熱心 
 
同友会に最初に誘って頂いたのは、比嘉ゑみ子さん(注、沖縄同友会相談役)です。当時はJCにも入会していたので、さすがに参加できないと思い同友会はあきらめました。ん十年前の話です(笑)。JCも卒業して、今春の新年会にゲスト参加し、それからすぐに入会しました。現在は北部支部の例会委員会に所属しています。月一回程度のペースで企画会議があり四、五名で、わいわいやっています。同友会はJCや商工会議所、ロータリークラブと同様、様々な勉強会が多く活動熱心な会だと思います。北部支部は若い人も多く、老中青のまとまりも良いですよ(笑)。
 
 お客さまを好きになり好かれること 
 
同友会に一つ注文があるとすると、入会したての会員には、もっと積極的なフォローをお願いしたいということです。私は、仲間もできて、もう大丈夫なのですが、同友会の良さを知らないままに退会される会員もいます。入会したけど知り合いもいなくて居場所が見つからない会員はそのうち辞めていくことになります。経営者だから自立しなさいと言うのはその通りですが、入会したばかりの会員は、いわばお客様です。客様をリピーターにしてやがてファンにしていくのは先輩方の務めです。接客の基本は、お客様を好きになり、お客様から好かれることです。誠意をもって接していると徐々にお客さは育っていきます。飲み屋の知恵も経営に役立つことが多いんですよ(笑)
(取材・㈱カイコス 松村直貞)
 
 
 
 
<会社概要>
ミニクラブ水華・カーサフロール
代表者 町田浩美氏
住所:名護市宮里1-23-7
TEL:0980-53-1944
事業内容:飲食店、スペインタイル
 
[おきなわ同友会しんぶん「ニライみらい」 2015年11月号より] 
 
 

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