43年続く味とスタイルが魅力!-ハイウェイドライブイン 代表 仲宗根朝一氏

「昭和の香りのする沖縄食堂」とネットでも評判。四十三年間、沖縄市美里の税務署近くにあった「ハイウェイドライブイン」が七月一日に沖縄市登川に移転。代表の仲宗根さんに聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 復帰の年からスタイルを守る 
 
1972年(復帰の年)に、先代(父)が以前からあった「ハイウェイドライブイン」を居抜きで買い取り、そのままの看板でずっと続けてきました。父は嘉手納基地、リージョンクラブのコックを経て晴れてオーナーになりました。一緒に切り盛りしていた母が15年前に急逝し、私が店に入りました。子供の頃からずっと店の手伝いをしていたので苦にはなりませんでしたが、大学卒業後は土木のコンサルタント会社で設計士をしていたので随分畑違いかな?
早いもので四十三年間、定番のランチ(A/B/C)を中心に、そばやおかず等沖縄風和食系を追加してここまでやってきました。スープやカレーは作り置きではなくオーダーが入ってから作ります。アイスティーの飲み放題や甘味料は好みに応じてというスタイルも昔からそのままです。
数年前、役所から道路拡張のための立ち退きを言われた時は慌てました。急いで不動産屋を当たり今の場所に決めました。沖縄北インターから国道を横切って真直ぐ数百メートル入って、ファミマを右折。300m先左側にあります。
 
 
 
 
 
 
 移転とともに新しい動きも 

美里時代は夜中の二時まで営業していましたが、さすがにここはうるま市の境で、夜は車も少ない田舎道。九時半ラストオーダーの十時まで。朝は十一時から。

前の店の雰囲気はそのまま残したかったので配置はほぼ真似たのですが、構造上、左右が正反対。おかげで動きに慣れるまでが大変。右手にあったものが左側、少々混乱です。古い常連さんも沢山訪れてくれるのですが、「遅い!」と時々お叱りを受けます。早さも売りの一つなので改善中です。

 店を移る前は不安で一杯でした。通行量も少ないし住宅街も離れています。近くに中頭病院の建設が始まっており、また沖縄データセンター(ODC)からじんぶん館へ通じる道がやがて開通するので、それまでは一、二年は辛抱だなあと。

 しかしフタを開ければ予想外。三倍近いお客さんの入りで驚いています。

新規のお客さんが増えました。ステーキハンバーガーなどの持ち帰りも好調です。前は少なかった女性客が増えたのも新しい動きです。ランチはCランチが良く出ます。男性客も最近はダイエット志向で胃袋が小さくなったのでしょうね。

 
 
 
 
 
 
 ついて来てくれた従業員に感謝 
 

従業員は十五名。二交代です。移転の時、数名辞めましたが大半はついて来てくれました。イオンが出来て賃金高騰もあり、なかなか人が採用できないので、とても有難いです。米留学中の長男も夏休みは手伝ってくれて、次男と娘も休みの間は手伝ってくれます。私自身も親の手伝いは当たり前だったので子供たちも同様です。

水曜日が定休日ですが、さすがにまだ休んだことはありません。新しいお客様がそのまま定着してくれるか?古い常連客も通ってくれるか?何の保証もありません。今はとにかくひたすら頑張るだけです。

四十三年続けてきた味とスタイルを守りながら、お店の安定と成長を願うだけです。

 
(取材・㈱夢づくり沖縄 新井良直)
 
 
 
 
<会社概要>
ハイウェイドライブイン
代表 仲宗根朝一氏
住所:沖縄市登川701
TEL:098-937-8448
 
事業内容:レストラン
 
[おきなわ同友会しんぶん「ニライみらい」 2015年8月号より] 
 
 

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