21世紀に輝く

沢山の大人と共に子供を支える「大きな輪」を!-美ら島法律事務所 横江崇さん

 昨年四月、沖縄で初となる子どもシェルターが開設されました。その中心となり、沖縄の子どもたちの人権擁護のため活躍されている横江崇弁護士にお話を伺いました。
 東京出身の横江さん、司法試験合格後、司法修習生として沖縄で一年を過ごすうち、沖縄の人と文化に魅了され、沖縄で開業することを決断します。二年半の勤務弁護士時代を経て、二〇〇六年に那覇市泉崎に美ら島法律事務所を開設しました。現在、弁護士二名事務局三名体制で、離婚・相続・労働・交通事故・債権回収・企業法務等の一般民事事件や少年事件を含む刑事事件を取り扱っています。
 弁護士登録後すぐに弁護士会の子どもの権利委員を任されたことを契機に、全国の事例を知る機会に恵まれ、虐待・非行・いじめなど子どもに関わる問題の専門的知識を深めてきました。一方で、沖縄では子どもの問題を扱う弁護士が少なかったことから、「沖縄では、自分がやろう!」という気概が生まれました。NPO法人子どもシェルターおきなわ(虐待、非行、貧困等の理由により居場所を失った子どもへ居場所の提供・支援・権利擁護を行う。)の理事長を務めるほか、不登校の子ども達の支援にも関わっています。これからも子どもの問題をライフワークとして取り組んでいきたいと考えています。
 同友会入会は二年ほど前。子どもシェルターの設立にあたり、企業への周知や支援の要請をどうしたらよいか、大学の先輩である同友会の大城辰彦専務理事(当時)に相談したのがきっかけです。
 入会当初に新会員訪問で事務所を訪れた政策委員の仲地一史さんとの出会いから政策委員会に参加し、専門知識を生かして今年は那覇市への政策提言にも関わりました。
 例会では、会員の皆さんが真剣に経営を学び合っている姿に感銘を受け、政策委員会では、経営者の皆さんの企画力・実行力を目の当たりにしています。
 プライベートでは、ウチナームークで一児のパパ。趣味を伺うと「もう完全に、マラソンですね」とのお答え。ランニングクラブにも所属し、フルマラソンのベストタイムは二時間五一分四八秒!限界に挑戦し、きつさを乗り越えたときの達成感とタイムを伸ばす楽しみで、走ることが生活の一部になっています。
 忙しい時ほど走りたくなってしまうそうで、仕事から完全に離れてリフレッシュできる貴重な時間にもなっているようです。
 目下の課題は、我が子と過ごす時間の確保。仕事にもマラソンにも理解のある奥様に感謝しつつ、休日には海や公園に出掛けてお子さんと、やはり走っているそうです。
 たくさんの大人と共に子どもを支える「大きな輪」を作りたい。その第一歩として仲間とともに子どもシェルターを開設した横江さん。その先に、全ての子どもが愛情に包まれながら夢と希望を持って健やかに成長していく社会を目指しています。
 
 
(取材・開法律事務所 望月弘子)
 
 
 
 
<会社概要>
美ら島法律事務所
代表 横江崇氏
住所:那覇市泉崎2-10-3泉崎つねビル303号
TEL:098-853-3871
事業内容:法律事務所
URL:http://www.churashima-law.jp/
 
[おきなわ同友会しんぶん「ニライみらい」 2017年10月号より] 
 
 
 

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