浦西支部9月例会「理念・目的の共有は 行動と仕組みづくりが鍵」

経営理念など、仕事の目的を明確にすることの大切さを語る報告者の本村氏 経営理念など、仕事の目的を明確にすることの大切さを語る報告者の本村氏
経営理念など、仕事の目的を明確にすることの大切さを語る報告者の本村氏

 去る9月22日に浦添市のアークボウルで浦西支部例会が支部会員とオブザーバーを含め23名の参加で開催されました。
 (株)沖縄美健の本村周一社長より、『どこへ行く「美健丸」~船長・本村の「羅針盤」と「かじ取り」~』と題し、経営体験報告をしていただきました。創業数年後、もろみ酢やウコンの卸売が、沖縄ブームの波に乗り、毎年2億円ずつ売上を伸ばしていました。ところが、あるセミナーを受講した際に、講師に「このままではあなたの会社はつぶれますよ」と言われてしまいます。
 経営者にとって会社は命。自分自身でも危機感を持つようになりました。


本村氏の報告を真剣な表情で聞く参加者

 本村社長は、同友会の経営指針作成塾にも参加して経営理念を成文化。
 「わたくしたちは、今日の仕事を通し、お客様と周りの方々に最大限のにこにこと元気をお届けします」と掲げました。しかし、卸の仕事では取引先との関係性が主体で、商品やサービスに込められた理念である「にこにこと元気」が直接ユーザーに届いているのかわかりにくく、理念実現のためには、ユーザーの声がダイレクトに実感できる販売形態に変えていく必要があると感じました。そこで、年商を6億から3億まで減らす覚悟で、卸売からインターネット販売への業態転換を決意します。実際の数字が入った中期経営計画書や社内で活用している報告書などを用いて詳しく説明していただきました。


報告後のグループ討論の様子

 また、社員教育も徹底した仕組みづくりを行なっており、継続することや経営者自身が態度で示すことの大切さを強調。「良い時にこそ、次の悪い芽がでている可能性を意識することが大事」という考えから、現在、インターネット販売は軌道に乗っているが、おごらずに、逆に気を引き締め、理念経営の土台となる「会社の理念・目的は行動で示すことの具体的な仕組みづくりと実践を引き続き強化してゆく」との話でした。

(「ニライみらい」271号より転載)  

 

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