7月県例会 「文化の時代の企業経営」

 

文化の時代の企業経営 ~経営戦略は捨てることから~
   九州教具(株) 代表取締役 船橋 修一氏(長崎同友会)が報告
チャレンジを続ける船橋氏
 7月28日、沖縄産業支援センターにて7月県例会が開催され、九州教具(株)代表取締役の船橋修一氏が報告しました。
 「社員満足なくして、顧客満足なし」「経営戦略は捨てることから」。船橋社長の言葉に身を乗り出す参加者。
 「捨てたものは何ですか」率直な質問に、「会社を常に否定するところから新たな発想が生まれます。そのために色々なものを捨てました」。(1)事務機屋から問題解決企業になるために、売上げの6割を占める文具部門を切り捨て。(2)ビジネスホテル経営でチェックインや風俗お客様を捨てることで、業務変革の意識が高まり、経済合理性よりも結果は良くなった。小さな捨てるは「敬語をなくす」「役職名をなくす」「マイナス思考の発言なし」等。
船橋氏の報告を受けてグループ討論  日本は、政治の時代↓経済の時代↓文化の時代へ、と変化してきた。文化の時代は経済合理性とは違う価値観をもち、「我々のお客様は誰か」を明確にする。その中でお客様の声なき声を聞かなければならない。「よい会社とは。社員満足とは何ですか」「会社は社員に何をやってくれるのか」「社長は社員のことをどれだけ知っているのか」と対話による知の創造を実践。
 「会社は社員と共に学ぶ場」、「人生目標を追求する場」である。社員から生まれた企画やアイデアを実践しています。
 全ての役職は立候補制で決定。アイスブレイクで始まる会義、わくわくワーク(委員会)、社員の子ども達による1日社員、「家庭と職場の奉仕活動」「魔法の習慣〇×式」「夢を語る会」、夢を応援する「夢咲きタワー」、時には六時間に及ぶ個人面談、男性の育児休業取得100%。全て個人の生活の上に会社があるという考え船橋氏の報告を聞く参加者からで「企業品質経営・最優秀賞に輝く企業は一日にしてならず」です。
 船橋社長は、「理念なくして経営なし」「企業のポイントは永続性」など、時には哲学的な言葉を引用しながら報告。
 イキイキ社員と共に時代の風を読み、果敢にチャレンジ、進化を続ける経営に参加者が学びを深めた県例会となりました。
 (青山喜佐子)
 
県例会参加者からの感想
「社員満足度(ES)をこれだけ徹底している会社に感動しました」
「全ての責任は社長にある。これに尽きますね」
「社員に対し、接し方を見直さないといけない」
「経済の時代から文化の時代へが、心にひびいた。社員を認め、夢の定義を話せるようになりたい」 
「社員の想いをいかに捉え、生かすことができるか」
「『耳から直撃』色々な話しがひびいてきました」
「もっと社員の事を真剣に考え、声なき声を聞きたい。個人面談を取り入れたい」
「社員と本気で向き合い、社員が自ら自立して働ける環境を一緒につくっていきたいと思いました」
「社員満足を考え直したいと思います」
「本音の議論の重要さ」
 

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