【6月県例会】 あなたの会社は『迷子』になっていませんか!?

企業変革支援プログラム学習会と林田氏の体験に学ぶ

報告する林田社長 林田社長の報告に聞き入る参加者
報告する林田社長(写真左)、林田社長の報告に聞き入る参加者(写真右)


 6月19日(金)沖縄産業支援センターにて6月県例会が開催されました。第Ⅰ部では、(資)若竹屋酒造社長の林田浩暢氏から「不況脱出の第一歩は自社分析から~簡単にできる経営診断プログラム これで会社が変わる!~」をテーマに報告。第Ⅱ部は実習、第Ⅲ部ではグループ討論が行われ、企業変革支援プログラムの活用について学びました。

 林田氏は、「(資)若竹屋酒造入社3年目に決算書を見ると10年経常利益は赤字、借金は10億。このままでは債務超過で破産だと思いました」と話し、強い危機感を持って経営に関わり、今では帰郷した当初の売上高の3分の1に減少するも、高品質製造高粗利販売へ業態を変革させ利益は5倍以上に伸びたといいます。

釣った魚の数を数えるな。どのようにして釣ったのかを考えることが大切

 このプログラムの目的は「現状に満足しない、変革し続ける『プロセス』を作り、外圧によって行動が起こる状態ではなく、我々自身が提供したい真の価値を考え行動するために『気づき』と『対話』から変革できる組織を作ること」その状態をつかみ、知を共有するツールがこのプログラムであるといいます。また、このプログラムを使うにあたり間違って欲しくない点として、①答えではない。②チェックリストではない。③社長独りだけで使わない。などのポイントを説明しました。

社員とお客様を満足するため、限られた経営資源をどこに投入するのか

 林田氏は、「経営者が社員と共に幸せになるために、良い会社にするために何をするのか?」その想いと行動が大切ではと提言。しかし『その必要性は認識しているが場当たり的な対応がほとんど』部分的で個別的な行動は、現状把握してないのと同じと話します。
 そのことから『迷子の3条件』を紹介。①今どこにいるのか(現在地)②どこに行けば良いのか(目的・目標)③どう行っていいのか(戦略・方法)この3条件が明確になり、強い意志と理念を持って行動すればどんなに遠い目的地でもたどり着けるといいます。その意志決定が「経営」と話します。「経営者は社員とパートナーと言うが、実は社員の立場は弱く経営者はそのことを本当の意味で知っていない」社員を幸せにできない経営者は失格だと涙ながらに話しました。会場の多くの方が感銘を受けていたことはその場の雰囲気で十分伝わり、拍手喝采の中、第Ⅰ部の報告を終えました。 (稲嶺)

(ニライみらい256号より転載)
 

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