障害者雇用フォーラム2007より

障害者問題は「経営の原点」~人間尊重の経営をめざす~
                               (ニライみらい10月号より記事転載)

写真:体験報告に共感する参加者 体験報告で共感する参加者

去る9月15日、沖縄市民会館にて障害者「雇用・就労支援フォーラム2007」が開催されました。

 基調講演は中小企業家同友会全国協議会障害者問題委員長・㈱ゴローズ・プロダクツ社長の内田五郎氏を講師に「ちがいを大切に“何のために”を共に考え、共に働く喜びを」のテーマで講演されました。
 その後、沖縄高等養護学校卒業生の新垣裕さんと美咲養護学校生の比嘉徳優さんと沖縄ろう学校生の與儀一樹さんと泡瀬養護学校生の嘉数萌さんの4名による体験発表があり、午後はシンポジウム「障害のある人の『働きたい』と思う、『働きたい』に応えられる地域づくり」をテーマに事例報告とパネルディスカッションが行われました。

 フォーラムを開催することで、企業が障害者を雇用するためには一段と高いレベルで「経営とは何か」「社員教育とはどうあるべきか」を考えていただけたらと思います。
 健常者を含めて働きがいや生きがいを真摯に受けとめ、本質的には人間はいかに生きるべきか、働くとは何か、幸せとはなにかという命題にせまることができます。その意味で障害者問題は「経営の原点」に立ちかえる問題であり、その点では人間尊重の経営をめざす同友会であればこそ取り組めるテーマだと思っています。

写真:パネルディスカッションの模様
写真:会場からの質問

 「障がいのある人の『働きたい』と思う、『働きたい』に応えられる地域づくり」をテーマに開催された事例報告とパネルディスカッション。 行政、企業、地域の取り組みが報告された。 また、会場からも質問が寄せられた(写真・右)

 また、後日の沖縄タイムスの「発信・着信」の記事に「人は生まれた時は誰でも赤ちゃんで、誰かに世話してもらって生きていきます。年をとれば老人となり、また何らかの手助けを受けていきます。障害のある人もまた同じです。人が自立して充実した生活を営むためには、その人に合った支援をしてゆくことが必要となってきます。今は健康で力がみなぎっている人でも明日には事故や病気で障害が残るかもしれないのです。障害者と健常者はいつも同じ社会に住んでいるのです。障害者を取り巻く社会の目というものを、障害者自身も、今自分は健常者だと思っている人もちょっと変えてみませんか」といった記事が掲載されていました。

 同友会の健障者委員会が障害者や高齢者・子供など社会的弱者の問題に関心を持つ努力をすることは、豊かな社会をつくるという同友会運動の大きな目標の実現にとって大変大事なことだと考えています。(東江)


※2010年に障害者問題全国交流会を沖縄同友会の設営で開催いたします。
  日程  2010年6月18日(金)・19日(土)
  会場  <メイン>パシフィックホテル沖縄(全体会・分科会・懇親会)
       <分科会>ロワジールホテル
  主催  中小企業家同友会全国協議会
  設営  沖縄県中小企業家同友会
  

   ☆詳細は決まり次第掲載いたします。

 

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