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中小企業家同友会の3つの目的

  1. 「よい会社をつくろう」 同友会はひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることをめざします。
  2. 「よい経営者になろう」  同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。
  3. 「よい経営環境をつくろう」  同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざします。

同友会の性格

  • 同友会はすべての業種が集る異業種の経営者団体です。
  • 同友会は会員の要望をはじめとして中小企業にかかわるあらゆる問題の解決をめざしています。
  • 同友会の活動や企画、運営はすべて会員の要望やご意見をもとにおこなわれ、会の企画活動について会員の新旧、社会的地位、会社の大きさなどに関係なくご意見や要望を出していただけます。
  • 同友会は特定の政党を支持したりせず、どの政党とも同じようにおつきあいいただいています

 同友会がめざす企業像−21世紀型企業

  • 自社の存在意義を改めて問い直すとともに、社会的使命感に燃えて事業活動を行い、国民と地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる企業。
  • 社員の創意や自主性が充分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ちあい、高まりあいの意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業。

2010年度のスローガンと活動方針(案)


第243回定時総会の様子

  • スローガン
      原点に立ち返り 同友会活動を充実させよう!
  •   重点方針(柱)

    1. 1. 全社一丸の経営で 、この不況を乗り切るための取り組みをすすめます。
    2. 2.今こそ人間尊重の「労使見解」を生かした経営指針を確立し、同友会型企業(21世紀型企業)づくりをすすめます。
    3. <同友会型企業(21世紀型企業)とは>
      第一に自社の存在意義を改めて問い直すとともに、社会的使命感に燃えて事業活動を行い、国民と地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる企業。第二に、社員の創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ちあい、高まりあいの意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業。

      3.原点に立ち返り、同友会活動の軸である例会を感動と魅力あるものに充実させ、一人ひとりが自主的に生き生きと参加できるものにしていきます。
    4. 4.組織の強化と支部の活性化をはかり、組織の強化・活性化の要となる役員の研修を充実させます。
    5. 5.「沖縄県中小企業の振興に関する条例」の実効性をはかり、市町村での中小企業振興基本条例の制定をめざします。国においては「中小企業憲章」の制定運動に取り組みます。
    6. 6.6月に開催される第15回障害者問題全国交流会の成功に向けて全会員の英知を結集して取り組みます。
    7. 7.第4次中期ビジョンの最終年度にあたり、当初掲げた1,250社が第5次ビジョンで早めに達成できるよう、今年度は確実に1,100社を達成する取り組みを強力に推進します。
                        

≪第24回定時総会の報告≫ 

第24回定時総会に 250名が参加!!
スローガン : 原点に立ち返り 同友会活動を充実させよう!!

新垣勲代表理事より2009年度の活動報告と2010年度活動方針の提案が行われた
 
議案に目を通しながら2010年度の提案を聞く参加者

 4月23日、ロワジールホテル那覇にて、第24回定時総会が開催され、会員を中心に、250名が参加しました。
 第T部「総会議事」では、冒頭、定時総会実行委員長で那覇支部長の宮城初枝氏が力強く開会宣言。糸数久美子代表理事からの、「60名で発足した同友会は23年の間で大きく発展してきた。条例や憲章制定に向けた取り組みなど、県経済の中で、同友会の役割は重要性を増してきている。今こそ、会員一人ひとりが初心に返り、会社、地域を発展させていきましょう」との挨拶の後、議事がスタートしました。

 不況脱出に向けた取り組みや「沖縄県中小企業の振興に関する条例」を、より実効性のあるものにするための取り組み、役員の資質向上、会員増強、フォロー等を重点的に取り組んだ2009年度。これらの成果と課題を踏まえ、2010年度は「原点に立ち返り同友会活動を充実させよう!」のスローガンの下、第15回障全交成功に向けて取り組むことなど、7つの重点方針が提案・採択されました。

 第U部「記念講演」では、中同協の赤石義博相談役幹事が講演(講演要旨は2面に掲載)。77歳という年齢を微塵も感じさせない迫力ある話ぶり、内容で会場全体を引き込みました。
 第V部「懇親パーティー」では、中同協総会や障害者問題全国交流会、同友会大学のPRなどが行われた他、実行委員の真榮田一郎氏が作成した2009年度の同友会活動の写真がスライド上映され、会場を和ませました。

 2010年度は理事41名、会計監査2名、相談役6名が役員として選出され、糸数久美子氏、比嘉ゑみ子氏、新垣勲氏の3氏を代表理事として選出。「地域の信頼に高い水準で応えられる企業づくり」を目指し、2010年度の同友会活動がスタートを切りました。


第U部「記念講演」−赤石相談役幹事の講演を聞く参加者



定時総会「記念講演」(要旨)
第24回定時総会 記念講演 要旨
危機に直面しても決して会社を潰さない決意と行動を
講師 : 中同協 赤石義博相談役幹事


熱の込もった講演を行う赤石義博氏

 赤石氏は初めに、経営に携わっていた東亜通信工業(株)でのエピソードを紹介。同社が、月商の約2倍の不渡り被害を受け倒産の危機に直面した際、会社再建の方法を社員と話し合ったところ、社員全員が最も厳しい「継続の道」を選択。社員の「自主的自己管理」により僅か3年で業界トップの業績を上げることができたとのこと。また、第一次オイルショックなどを経験してきた立場から言わせれば、「100年に一度の経済危機」などとマスコミが煽り立てるが、現在のような不況は、決して特別なものではない。むしろ普通であると認識し、経営すべきとも提言されました。

 「労使見解」についての提言では、経営者と社員には深い溝があることを否定しないことが重要であると話します。経営者は、そのことを認識した上で社員が納得するような行動を積み重ねることで社員からの信用・信頼を得、尊敬される。その結果、「経営者と社員が信頼できるパートナー」としての関係を築くことができると、経営者の心構えや取り組みについて説明がありました。
 「経営指針をなかなか会社に落とし込めない」と悩んでいる経営者がよくいるが「落とし込む」という上から物を言うような発言をしているようでは、まだまだ「労使見解」を理解できていない。経営者として未熟というような厳しい助言もありました。

 最後に経営指針の共有について説明。「経営指針を社員と共有できた」といえる状況は、社員が自主的に経営計画に参加し意見を述べるようになった時。中小企業が直面した危機を乗り切るのに大切なことは、社員のかけがえのない人生、命を預かっている心構えと想い、危機に直面しても決して会社を潰さない決意と行動、社員と真剣に向き合い経営指針づくりに取り組んでいくこと。これらを実践することで守りと攻めを同時にこなす、ハリネズミの針一本一本のように、社員全員が持てる力を100%発揮できる全社一丸体制づくりができていくとまとめると、参加者から大きな拍手が巻き起こり、記念講演が終了しました。(稲嶺盛裕)

(おきなわ同友会しんぶん「ニライみらい」第266より転載)

 



    

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